矯正治療 歯を抜く 抜かない

今日は成人の矯正治療において治療をする際、患者さんが一番悩む 抜歯をする・しないについてお話します。

実は今日も患者さんと相談したばかりなのですが、歯を抜きたくないと思う患者さんがほとんどです。(あたりまえですけど)たまに、自分でネットなどでいろいろ調べ「先生、私は歯を抜いた方がいいですよね?」という方もいらしゃいますが、その質問自体できれば抜きたくないという意味のものです。

矯正治療の相談に行くと先生によって、「私は、歯を絶対抜かずに治療します。」という先生や「これは、歯を抜かなければ無利ですねー」という先生がいて、患者さんがまよってしまうことが非常に多くあると思います。

ここで良く考えていただきたいのが、最初に書いたように歯を抜きたいと思っている人なんてほとんどいないのです。何故抜かなければならないのか、抜かないとどうなってしまうかを良くきいてください。多くの場合には抜歯しないことによって、口元が現在よりでてしまい歯並びは治っても口が閉じにくくなってしまったりします。現在治療の進化とともに診断システムも進化を続け、現在の横顔の写真とレントゲンから治療後の自分の横顔のある程度予測を治療前に見ることができます。

私が患者さんと抜歯・非抜歯を決める際には必ずこの画像を患者さんと一緒に見ながら相談し、抜歯するかどうかを決めます。

私は絶対に抜くというのも、絶対に抜かないというのもおかしいと思っています。プロであるならどちらの治療もできて、さらにその利点と欠点をそれぞれ説明するべきだと考えています。
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by yamaguchi-ortho | 2006-10-20 16:17
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