よく、結婚したもしくはこれからしようとしている成人の患者さんに
「治療中に妊娠してしまったらどうすればいいんですか?治療は続けられるんですか?」 と質問されることがあります。 結論からいいますと、特に治療上問題ありません。 問題があるとすれば次の2点です。 妊娠中のレントゲン撮影:現在当医院で使用しているデジタルレントゲンのようにX線量が非常に少ないもので、防護服をきちんとすれば問題はないとされていますが、受診される方の気分的にはあまり良いとは思いません。治療中最もレントゲンが必要になるのは、最初の検査のときです。妊娠がわかった時点で先生にいってレントゲン撮影はひかえるようにしましょう。 もう1つがつわりです。つわりがひどい時期に装置を外す場合、リテーナーの種類を選ぶときに気をつけてください。リテーナーの種類によっては気分が悪く、使用しずらいものがあり、使用できないことで後戻りが起こってしまうことがあります。 ちなみにうちの妻がこの状態になり、現在矯正治療をしたというのに、後戻りしております。 皆さんは注意してください。
by yamaguchi-ortho
| 2006-12-02 17:06
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