スピード矯正って何?パートⅡ

前回の続きです。

この治療方法には、手術が必要になるのです。どんな手術かというと、コルチコトミー(皮質骨切除術)では、人間の歯の基盤となる硬い骨(皮質骨)の内側にある軟らかい骨(海綿骨)にヒビを入れることで、短期間に治療を行なう方法なのです。

要するに、通常の矯正治療は歯が植わっている骨の中をゆっくり動かしていくために、時間がかかるところを、歯が植わっている骨に刻みをいれ早く動かしていく方法なのです。

例えるなら、私自身はやったことがないのですが、昔、祖父がしていた盆栽を思い出します。針金を巻いて枝をゆっくり曲げていくのが、通常の矯正治療、可能かどうか分かりませんが枝をばらばらにしてくっつけて枝の方向を曲げて行くのがスピード矯正といったところでしょうか。

この方法のデメリットとしては、術者(手術をする先生)の技術が必要になることと、上の前歯のように隣の歯との歯の根の間隔が大きい場所はいいでしょうが、下の前歯のように隣の歯の根との感覚が狭いところでは、手術時に歯の根にダメージを与えてしまう可能性があることでしょう。

                             さいたま市南区南浦和 矯正専門医
                              やまぐち矯正歯科クリニック
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by yamaguchi-ortho | 2007-03-02 12:23
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