親知らずがする悪さ

人間の歯はふつう15歳くらいまでに上下28本の歯が生え揃います。その後、20歳頃に永久歯の中で一番最後に親知らずが生えてきます。人によっては生えるスペースがなくて顎の骨の中に埋まったままになってしまう事もあり、きちんと生えてこなかったり、生えてくる時に痛みがあったり、ちょっと厄介な歯でもあります。

矯正治療を行なった場合は、通常第二大臼歯まで28本の歯をがっちりかませるため、治療が終了するのは、早い子で13歳~14歳ぐらいとなります。

この時点で親知らずは、骨の中に埋まっています。

13歳で矯正治療を終了したお子さんがまじめに保定装置(リテーナー)を2年間使用し、矯正治療後の後戻りがほとんどない安定した状態になっていたとします。

15歳でリテーナーを使用しなくなると、21歳~26歳ごろより下の前歯にガタガタがでてきた。
というようなことが起こることがあります。
これは、埋まっていた親知らずの生える隙間がないのに、生えようとする力によって前歯が押され、ガタガタができてしまうのです。

このことを考えると親知らずは、ある程度の年齢がきたら、抜歯する必要があるということです。
その人によって個人差はありますが、親知らずが真横のような状態で埋まっている場合、20前後で抜歯する必要があるように思います。
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by yamaguchi-ortho | 2007-03-14 14:57
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